ええJAんおのみち12月号433
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【剪定】【灌水】【土づくり】調整しましょう。◆堆肥の役割①土の物理性を改善します。畑がふかふかになり、根張りが良くなります。また保水性・排水性がともに向上し、肥持ちも良くなります。②病害虫に強くなります。堆肥の投入により、微生物の種類が増えることで、お互いが影響し合い、異常繁殖を防ぐことが出来ます。③様々な微量要素が供給できます。◆堆肥の使用方法1㎡当たり20㎏を基準に施し、よく混和させます。畑になじませる為にも、植付けや種まきの1カ月前には施用しましょう。◆堆肥を選ぶ際の注意点様々な種類の堆肥がありますが、完熟したものを使用するのが基本となります。悪臭のするものや、水分の多いものは、未熟な可能性が高いので注意が必要です。また、鶏糞は堆肥というよりは肥料に近いので、堆肥としては使用しないでください。◆石灰資材の役割土壌酸度、pHを調整します。土は基本的に酸性の性質をもっており、野菜にとって好適な、弱酸性~中性に調整するためには、石灰質が必要です。【結球野菜について】家庭菜園 な植し栽間隔が狭い園では、必ず間伐を行い、園内に日光が差し込めるようにしましょう。混み合ったままでは、樹勢の低下だけでなく収量の低下や、病害虫が多発しやすくなるなどの影響があります。主枝と亜主枝をしっかりと認識して、樹勢のバランスを見ながら、剪定を行ってください。なしの根は、冬の間も養水分を吸収し、腋芽の花を作っています。乾燥しないように12月中は、10日に1回10㎜程度の灌水を行ってください。今年も残りわずかとなりました。収穫の終わった畑は手入れをして、来年の作付けに備えましょう。植物が健康に生きるためには、土が健                        8康でなければいけません。定期的に堆肥や土壌改良資材を投入して、土の状態を雨などによっても、土壌酸度は酸性に傾いていくので、作付けごとに石灰質を投入しましょう。◆石灰資材の使用方法1㎡当たり100~150gを基準に施します。畑を使用する2週間前には施用して、よく混和させましょう。石灰質資材は、一般的に苦土入りの製品を使用することが多く、石灰石を砕いた『苦土石灰』や、カキガラを原料とした『マリンカル』、鉄を作る際に出る転炉さいを利用した『粒状ミネGスーパー』などがあります。◆雑草の防除冬の間は、雑草の生育も鈍くなります。今の間に処理を行っておくと、春以降の作業が楽になります。種が落ちる前に、畑の雑草を抜き取りましょう。草があまりに多い場合は、除草剤の使用も考えられます。堆肥や石灰を入れる前に早めに散布しましょう。雑草はどうしても生えてきますが、小さいうちに抜き取ることで、徐々に密度を減らすことが出来ます。大変ですが、小まめな作業を心がけましょう。結球野菜には、キャベツ、ハクサイ、玉レタスなどがあります。また、サラダ菜のように少しだけ葉が巻くものは「半結球野菜」といいます。綺麗なものを収穫する為には、いくつかポイントがあります◆寒くなったのに結球しない結球を行う為にはある程度の大きさに生育し、外葉の枚数を確保する必要があります。品種にあった時期に定植を行うことが大切です。また定植後に乾燥が続くと生育が遅れるので、雨が降らないようなら灌水を行う必要があります。◆霜が降りたら腐ったレタスは寒さに弱いので、霜が降りるまでに収穫します。キャベツはレタスよりは寒さに強いですが、外葉が傷んだり裂球が起こる場合があります。◆葉の縁が茶色く枯れる病気などが原因の場合もありますが、カルシウムやホウ素が不足しても起こります。施肥設計の見直しや乾燥を防止しましょう。◆玉が割れた土壌水分に急激な変化が起こると、玉が割れてしまうことがあります。乾燥状態が続かないように注意しましょう。JAミックス・ベジタブルFMおのみち79.4MHzにて、毎週金曜日午前10時半からJA尾道市管内の旬な情報をお届けしています。

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