【春肥の施用】【苗木植付の準備】【共通管理】【土づくり】【病害虫防除(共通)】◆水分管理落葉果樹の根は、発芽の1ヶ月前ごろより伸長を始め、発芽・展葉・開花にそなえます。この時期の灌水は、・肥料の分解、吸収を促進。・根の伸長を助ける。・発芽ぞろいを良くする。など、初期生育に大きな影響があります。乾燥が続く場合は、日中に1回当た施設栽培では、被覆後から発芽までに徹底して灌水を行ってください。堆肥を投入すると細根が増加し、収量の増加にもつながります。根が健全であれば、異常気象時の影響を受けにくくなります。土作りは高品質生産の第一歩です。堆肥を10a当り2~3tを目安に施用しましょう。ただし、多くの果樹の根は2月に動き出します。2月に堆肥を施用される場合は、表面施用してください。露地栽培では、越冬病害虫の防除として石灰硫黄合剤の散布時期となります。◆ピオーネ短梢栽培2月下旬から3月上旬が芽傷処理の時期に当たります。芽傷は芽よりも先端側の形成層を切断することにより発芽を促進させる効果があります。主枝の延長等を行っている樹では、必ず行ってください。も◆摘も蕾てきらい摘蕾は、蕾つぼみが膨らんで先端に赤みが見え始めた頃に行います。結果枝の基部や枝の上側の蕾を除き、横向きや下向きの蕾を残します。花粉のある品種や結実しやすい日川白鳳、あかつきは、開花による貯蔵養分の消耗を防ぎ、新梢生育を良くするために行います。い◆整ち枝・じ剪定く3月に入りますと根の活動が始まります。2月中には終了するようにしましょう。ます。開花期の養分浪費を防ぎ、果実、枝葉の初期生育をよくするため、真上に向いた短果枝や込み合っている場所の芽などは剪定の際に切除してください。落葉果樹さ40cmの穴を掘り、バーク堆肥10kg、石灰春肥は春芽の充実や緑化促進など初期成育に必要な肥料です。予想収量に応じ、適量施肥を心掛けましょう。◆灌水苗木は降雨が無い場合適宜灌水しましょう。また、レモン園では3月の乾燥は不完全花の発生を助長するので、降雨が無い場合は灌水を実施しましょう。苗木植付の1カ月前には直径80cm、深2kg、ようりん1kgを混和し埋め戻します。園地が粘土質土壌の場合は、真砂土を埋め戻した方が生育が良くなります。り20~30㎜程度の灌水を行いましょう。 ぶデどラウうェアの施設栽培では6月中旬各品目の防除暦を参考に、必ず散布しましょう。散布時には、帽子、メガネ、マスク、カッパ、ゴム手袋等を着用し、近隣作物への飛散に注意しましょう。~7月上旬、ピオーネの施設栽培は7月下旬~8月中旬出荷を中心に各作型の作業が重ならないよう、栽培計画を立て、計画的に作業を行ってください。◆早期加温栽培芽かぎ、誘引、摘房、ジベレリン処理の時期となります。芽かぎ、誘引、摘房の作業は早めに行い、ジベレリン処理を適期に行ってください。ベレリンの効果を安定させるために処理後散水等を行い、湿度を高めに保ってください。また、果粒の細胞分裂初期に水分が不足すると、果実肥大に大きな影響が出ますので、第1回目のジベレリン処理後には、必ず、灌水を行ってください。病害虫の発生を抑えるため、発生前の初期防除を徹底しましょう。◆普通加温・半加温・無加温栽培施設のビニール被覆、加温開始の時期となります。地温が十分に上がり根の活動が始まってから、加温を開始してください。第1回目のジベレリン処理期には、ジ な開し花時には多くの貯蔵養分を消費し(向島営農センター)☎0848-44-2106 (因島営農センター)☎0845-25-6161 (世羅営農センター)☎0847-22-1173(甲山営農センター)☎0847-25-5035 (世羅西営農センター)☎0847-37-7100健全花柱頭有り子房有り不完全花柱頭なし子房なし ()( ) 6
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