ええJAんおのみち2月号435
9/16

1月17日(水)、因島営農センターで八朔の出荷が始まりました。八朔は因島が発祥地であり、管内約280人が98 haで栽培しています。今年は、少雨の影響で小玉傾向ですが、例年に比べ糖度が高く食味も良好です。選果場に持ち込まれた八朔は、選果機で等階級ごとに仕分け箱詰めされ、県内市場中心に出荷されます。因島営農センターの後藤崇利技師は「少雨の影響が心配だったが、大変美味しい果実に仕上がっている。そのまま食べても美味しいが、生産者の間ではマリネにしてサラダ感覚で食べるのが流行っている。非常に美味しいのでぜひ試していただきたい」と話していました。は3月下旬まで行われ、約320tの出荷を計画しています。八朔の出荷1月9日(火)、浦崎町にある生産者の圃場で、特産品であるいちじく「蓬莱柿」の高品質果実の生産に向けた剪定講習会を開催し、約20名の生産者が参加しました。講習会では、営農指導員が講師として剪定するポイントや注意点などについて説明し、実際に剪定を行いながら樹勢の維持や病害虫への対策、樹全体のバランスを考えた剪定を行うよう指導しました。今年度は特に暖冬の影響で樹の休眠開始が遅れていることから、剪定の開始時期にも注意するよう呼び掛けました。指導を務めた益永優也指導員は「樹をより良い状態で長生きさせるためにも剪定はとても大切な作業。管理をしっかりと行い、高品質ないちじくを出荷してもらいたい」と話しました。講習会は1月中旬にかけて、管内7ケ所で行われました。Aの業務を体感し、理解を深めてもらうことを目的としてインターンシップを開催し、広島県内外から6名の大学生が参加しました。学生たちが尾道市の街中を巡りJA尾道市がどんなかたちで地域に根付いているのか、「尾道のなかのJA尾道市」を体感してもらう内容で、午前は本所にてJA組織、JA尾道市の概要や各事業についての説明を受け、尾道市本通り商店街にある「おのみち観光お土産品市場 道ええもんや」ではっさくゼリーに関する市場調査を行いました。午後からは、吉和支店で金融、共済窓口業務などを見学し、村上敬史人事課長から各事業について説明を受けました。その後JA職員2人と座談会を行い、学生たちはJAへの入組理由や、業務のやりがいや大変だったことなどについて質問し、熱心にメモをとっていました。また、はっさくゼリーの売上を伸ばすためのイベントの提案についてグループワークも行いました。参加した学生は、「インターンシップを通じて様々な体験ができ、JA尾道市により興味が湧き、もっと知りたいと思いました。改めて入組を前向きに検討したいと感じまし因島発祥八朔の出荷始まる高品質のいちじく出荷を目指して管内で剪定講習会を開催インターンシップで就活生にJA事業を伝える         尾   9品質を確認する技師尾道ええもんやではっさくゼリーに関する市場調査をする様子た」と話されました。農産物直売所 ええじゃん尾道 尾道店・向島店樹の状態を見ながら剪定する指導員12月26日(火)、JA尾道市は総合事業を展開するJ地域の“旬”と“うまい”をお届けします。尾道店 ☎0848-55-9048 午前9時から午後6時まで営業 向島店 ☎0848-20-6008 午前9時から正午まで営業J AJ AJ A▶P15にレシピ掲載

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る