ええJAんおのみち8月号441
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6月18日(火)、向東選果場で早生品種のイチジク「ザ・キング」の出荷が始まりした。ザ・キングは、熟しても果皮が色づかず黄緑色のままで裂果しにくいイチジクです。今年は着果量が多く、玉太り、食味共に良好で、全体的に上々の出来となっています。選果場に持ち込まれたザ・キングは、職員が着色具合や感触を確かめながら1果ずつ検査し出荷します。選果場を担当する三笠高輝職員は「ザ・キングは、出荷量はあまり多くありませんが、この地域ならではの農産物の1つです。市場からの評価も高いのでぜひ味わってもらいたい」と話しました。ザ・キングは管内島しょ部を中心に4名の生産者が約10アールの面積で栽培しており、6月下旬にピークを迎え、7月中旬まで県内市場へ出荷されました。7月3日(水)、尾道市因島にある生産者の柑橘園地でマルチローター(ドローン)による請負防除を本格開始しました。柑橘園の農薬散布作業は急傾斜地が多く、それに加え大規模農家では散布面積が広範囲となり長時間の防除作業が肉体的負担となっています。また、小規模農家でも高齢の生産者にとっては非常に重労働となっています。この問題を解決するため、令和2年度よりドローンによる防除試験を実施してきました。その結果、一定の効果が確認できたため、今年度から請負防除を開始しました。今回申込みした生産者は「農薬を散布す             る面積が広く、防除に大変時間が掛かっていた。納得できる効果が確認できたら、今後も依頼したい」「働いているので、時間がなく困っていた。ドローをしてもらうと助かる。今後も依頼したい」と話しました。7月5日(金)、世羅支店は七夕にちなんで職員が浴衣姿で来店者をお迎えしました。浴衣姿の職員が来店した利用者へ日頃の感謝の気持ちを込め、はっさくシャーベットをプレゼントしたほか、JA尾道市助け合い組織ホットプラザ「笑顔」の会員が自身の願いを込めて制作した、短冊が飾りつけられた笹が店舗内に飾られ、七夕を演出しました。来店した利用者は、「職員の皆さんが浴衣姿でいつもとは違った雰囲気で、さらに笹飾りがあることでより七夕だと感じる演出でした。また、はっさくシャーベットもいただけてとても良い催しだと思います」と話しました。丸次日出夫支店長は、「利用者をはじめ、職員にもいつもと違う雰囲気を楽しんでもらいたく毎年開催している。これからも組合員、利用者や地域にとってなくてはならないJAとなるよう活動したい」と笑顔で話しました。早生いちじく始まるドローンによる農薬散布防除本格開始職員が浴衣姿でお出迎え七夕を演出10出荷されたザ・キングを検査する三笠職員柑橘園地に農薬散布するドローンンの請負防除浴衣姿でお出迎えする世羅支店職員キャッシュカードを紛失されたら直ちに下記までご連絡ください。(営業日につきましては発行された本店・支店・出張所窓口へ)(夜間18:00〜21:00、土曜8:45〜20:00、日祝日8:45〜19:00  0120-577931)部 会「ザ・キング」の出荷部 会J A

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