ええJAんおのみち9月号442
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13はっさくシャーベットはっさくシャーベットはっさくの爽やかな酸味や程よい苦味はそのままに、凍らせることでシャリシャリとした食感が楽しめます。はっさくの爽やかな酸味や程よい苦味はそのままに、凍らせることでシャリシャリとした食感が楽しめます。 SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは、睡眠中、呼吸が止まることが繰り返される病気のことです。 呼吸が止まると血液中の酸素濃度が低下するため、目が覚めて再び呼吸をはじめますが、眠りはじめるとまた止まってしまいます。これを一晩中繰り返すため、深い睡眠がとれなくなり、日中の眠気・集中力を低下させ、事故の発生を高めるともいわれています。 また、酸素不足を補うために心臓の働きが強まって高血圧になり、交感神経が刺激されるため、心臓は酸素を取り入れようとして心拍数を上げます。これは、眠っているにも関わらず、激しい運動した状態と同じです。血管に負担がかかった状態が長く続くと動脈硬化が進み心臓病や脳梗塞になるリスクが高まります。 さらに、低酸素状態と呼吸が再開された後の正常な酸素状態を繰り返すと、体内の細胞を酸化させてしまう酸化ストレスにさらされ、血管が傷つきやすくなります。SASの代表的な原因として挙げられるのは肥満であり、主な症状・合併症及び予防については以下のとおりです。予約やお問い合わせ:JA尾道総合病院 健康管理センター 電話番号0848-22-8111(代表)13:00〜16:00JA尾道総合病院 健康管理センター内海 ⿇弥⾹健康だより知っていますか?SAS(睡眠時無呼吸症候群)のこと□ 日中の眠気・居眠り□ 大きないびき□ 夜間の頻尿□ 起床時の頭痛・倦怠感 □ 記憶力・集中力の低下① 肥満予防(規則正しい生活と適度な運動)と肥満の改善② 過度の飲酒をやめて寝酒は避ける ③ 禁煙 ④ 口呼吸から鼻呼吸へ変える(口呼吸は鼻呼吸に比べ気道が狭い)⑤ 寝る姿勢を横向きにする(枕を横向きになる抱き枕やいびき防止グッズを試す)⑥ しっかり噛んで食べる(噛むことで首回りやのどの脂肪蓄積を減らす)主な合併症□ 高血圧、糖尿病などの  生活習慣病□ 脳卒中□ 心筋梗塞□ うつ状態 など SASの予防や早期発見、治療の大きなメリット  睡眠中はしっかり交感神経を休め、日中は交感神経を働かせる生活の本来あるべき状態に戻すことは、不必要な血圧の上昇や血糖値の上昇を起こさずにすみ、生活の質の向上へとつながります。 JA尾道総合病院では、各種健診コースのオプションとして、SASの簡易検査を行っています。申し込み・相談などは健康管理センターへお問い合わせください。(料金:7,700円)SASの主な症状SASの予防

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