ええJAんおのみち11月号444
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【みかんの収穫】【温州みかん収穫後の尿素散布】【中晩柑類の収穫・貯蔵のポイント】【防寒対策】【病害虫防除】・果実の点検果実の取扱いは丁寧に行い、腐敗果の点検をこまめに行う。◆レモンの収穫着果が多い状態で寒さを受けると、樹体被害がひどくなります。寒い園地では、年内収穫率を高める必要があります。収穫時にヘタを深く切ると貯蔵中腐敗しやすくなるので注意しましょう。県東部では、例年12月10日前後に初霜が降ります。なるべく11月下旬までに防寒を完了するようにしてください。防寒資材では、3重袋の保温効果が1番高くなります。レモンの苗木は、パスライトなどで防寒を徹底しましょう。・ハダニの防除貯蔵中のハダニ被害を防ぐため、収穫前にハダニ防除を徹底しましょう。腐敗防止剤と混用できます。・中晩柑類のヘタ落ち防止八朔・ネーブル・伊予柑などは、貯蔵中のヘタ落ち防止や落果防止目的で、マデックEWを散布しましょう。※年間1回しか散布できません。【夏秋梢の処理】【しらぬひ・はるみの果皮障害防止対策】【苗木の管理】・カイガラムシの防除ヤノネカイガラムシやサンホーゼカイガラムシが増加傾向にあります。収穫後に95%マシン油を散布しましょう。・腐敗防止剤の散布ベンレート水和剤とベルクートフロアブルを混用散布します。ベルクートフロアブルは、5度以下の場所で保管すると粘性が強まります。粘性が強く容器から出にくい場合は、50度以上のお湯に容器ごと1時間以上つけてください。次年度の春芽の発生を促すためとカイヨウ病防止目的で夏秋梢を処理します。強い枝は芽つぼの上で処理し、弱い枝は芽つぼの下で処理します。直立し樹形を乱す枝は基部から切除します。しらぬひ・はるみは、次年度の結果母枝として夏芽を利用するので切らないでください。※複数出ている場合は先端を1本にします。使用薬剤 ジベレリン1ppm散布量  葉から滴り落ちない程度散布時期 はるみ      しらぬひ ◆ジベレリンの散布翌年の花芽を減らし、新梢の発生を促すため11月~12月にかけ、ジベレリンのことにより、次年度の新梢発生量が増加し、隔年結果是正につながります。浮皮や過熟果の発生に注意し、着色の早い外成り果は早目に採取し、内成り果を後から収穫する分割採収を徹底しましょう。また、2度切りを徹底し、軸長にならないよう注意しましょう。収穫が早いほど次年度に着花しやすくなるので、豊作樹は早めに収穫が終わるようにしましょう。◆いしじの収穫いしじは紅がのり、ヘタが黄緑色になった時が収穫適期です。着色の早い園地では、ヘタ周りのひび割れ(過熟果)が出る可能性があるので注意しましょう。収穫後に尿素200~300倍の散布が、隔年結果是正に効果的です。気温が8度を下回ると、吸収が悪くなりますので暖かい日に散布しましょう。中晩柑の収穫は、完全着色果の収穫が基本となります。本年度も気象条件から推察すると、はるみやしらぬひは果皮障害が多発すると思いますので、注意しましょう。中晩柑類は防除を徹底し、正品率の高い果実をつくっても、貯蔵管理で品質低下を起こしてしまうことがしばしばあります。果実の取扱いは丁寧に行い、品種ごとの温度・湿度に注意しながら管理しましょう。◆貯蔵時の共通管理・適正入庫量ンテナ使用時は七分詰めとし、コンテナの間隔を保ち通気する。            5    ・換気果実の貯蔵適温と外気温が最も近い時に1日1回行う。 1坪当たり800~1,000kg。コ6分着色頃8分着色頃JAカードを紛失されたら品種ネーブル完全着色を基本とし、退色する前に収穫する12月上旬~下旬※夏秋期に灌水が出来ていない園地は果皮障害が早期から発生するので収穫を早めるはるみポンカン早生系…12月中旬12月下旬~1月上旬ただし、寒さの心配のない園地は1月採収とする普通八朔直ちにご連絡ください。盗難、紛失専用ダイヤル  0120-159674(24時間受付、年中無休)収穫時期貯蔵温度 6~8℃貯蔵湿度 85%粘性果防止のため換気を徹底する貯蔵温度 6~8℃貯蔵湿度 85%供腐りしやすいので腐敗果はこまめに点検する貯蔵温度 5℃貯蔵湿度 85~90%貯蔵温度 5~7℃貯蔵湿度 90%貯蔵方法中晩柑類の収穫後の管理▲いしじヘタ周辺のひび割れ▲パスライトを利用した苗木の防寒(ホッチキス止め)

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