ええJAんおのみち11月号444
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【剪定の準備】【園内の清掃】【野菜の生理障害】【野菜の保存方法】家庭菜園 も落もち葉や落果は、病害虫の越冬源にななしいちじくり、翌年の発生源となります。必ず園外へ持ち出し処分してください。本格的な剪定の前に、誘引ひもの除去と間伐、荒剪定を行ってください。園内に落葉や収穫できなかった果実がそのまま残っていると、翌年の病害虫の発生源となりますので、速やかに園外に持ち出し処分してください。朝晩の寒さが厳しくなってきました。今月から秋冬野菜の収穫時期となります。実りの秋を楽しみましょう。綺麗で形の良い野菜が収穫できるにこしたことはありませんが、中には異常が発生したものもあると思います。各野菜の代表的な生理障害を紹介しますので参考にしてください。◆白菜の生理障害・カルシウム欠乏症心葉の先端が褐変し、外観を損ねる症状。外葉、内葉のどちらにも発生する。主な原因は石灰不足や窒素過多。また生育初期の乾燥も症状の発生を助長する。◆大根の生理障害・ホウ素欠乏内部が変色し、外観を損ねる。大根は白いため、症状が目立つ。pHの高い土壌や乾燥によって発生が助長される。・空洞症ス入り内部に空間や、軟弱な部分が生じる。取り遅れや肥大期の水分不足などによって引き起こされる。・岐根(きこん)根菜類の根が分かれる症状。生育中に根の生長点が、害虫や未熟堆肥などの影響によって損傷すると発生する。◆ジャガイモの生理障害・空洞症内部が空洞化し褐変する。塊茎の急激な肥大により引き起こされる。高温や水分供給が極端な場合に起こりやすい。・緑化表面が緑色に変色し、食味が落ちる。塊茎に日光が当たることによって引き起こされる。◆葉物野菜が結球しないキャベツや白菜は、平均気温が15℃前後になった頃から結球を開始する。それまでに十分な葉数が確保できなかった場合結球不良となる。沢山の野菜が収穫できるのは喜ばしいことですが、1度に食べ切れないことも多々あると思います。適切な保存を行い、無駄なく利用しましょう。・白菜の保存だけを収穫していきます。霜が降りる前に、外葉ごと上部を麻ひもなどで縛って防寒対策を行います。・ダイコンの保存取り遅れは、空洞症を引き起こすので長い間畑に留めておくのも問題があります。葉を付け根から切り飛ばせば生育が止まるので、畑での保存も可能ですが、長くは持ちません。沢山とれた場合は、漬物や干し大根などにすれば無駄がありません。※冬の寒さと乾燥を利用して、様々な野菜が干し野菜として利用できます。葉物野菜は水分含量が多く、完全に乾燥させるのが難しいので、大振りに切って半干し状態で利用するのがおススメです。生の状態とは違った食感と風味が楽しめます。また、干し野菜は生のものよりも火の通りが早く、味もよく染み込みます。 1度に収穫するのではなく、必要な分営農相談農業に関することなら専門的なことから家庭菜園まで、お気軽にご相談ください。JAは、新たに農業を始められる方も支援しています。(東尾道営農センター)☎0848-56-1231 (尾道北営農センター)☎0848-29-9611 (御調営農センター)☎0848-76-2242      ()        7

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