ええJAんおのみち12月号445
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ぶどういちじく【園内清掃】【整枝剪定】【休眠期防除】【ハウス栽培】【剪定の時期】落葉果樹散布しましょう。マシン油はカイガラムシを油で被膜し窒息死させる薬剤です。散布ムラがないよう丁寧に散布しましょう。干ばつの影響で樹勢が衰弱している園地では、落葉が心配されるので散布しないでください。また、1月中旬までに95%マシン油を散布出来ない園地や枝が込み合っている園地では、3月の剪定後にアプロードフロアブル1,000倍とハーベストオイル80倍を混用散布しましょう。◆収穫後の尿素散布ミカンを連年結果させるためには、尿素散布は不可欠な作業です。収穫終了後、尿素の葉面散布を実施しましょう。気温8℃以下になると吸収が悪くなりますので暖かい日に散布しましょう。マシン油散布時にも混用しましょう。◆苗木の着花抑制苗木にジベレリンを散布することにより、着花を抑制し早期樹幹拡大を図ることが出来ます。ジベレリンを25~50ppmで年内に散布1,000倍を混用散布することにより次しましょう。◆温州ミカンの隔年結果是正対策令和6年産が不作の温州ミカンでは、収穫後にジベレリンの2.5PPmとスカッシュ年度の着花量を減らすことができます。落ち葉や落果は、病害虫の越冬場所になり、翌年の発生源となります。園外に持ち出し処分しましょう。今年は11月に入っても暖かい日が続いていましたので、早めの剪定開始は樹を傷める恐れがあります。落葉時期・樹液が止まったタイミングを見極め、剪定を開始してください。剪定時期は、葉が完全に落葉してから実施してください。主枝と亜主枝をしっかりと認識して、樹勢のバランスを見ながら、剪定を行ってください。休眠期の防除の有無によって、病害虫の発生量が大きく違います。生育期の発生量を抑え、防除回数を減らすためにも必ず行うようにしてください。近年、特にカイガラムシ類の発生が多いようです。1度寄生してしまうと防除が困難になります。防除前に、粗皮剥ぎやブラシ掛け等でカイガラムシの駆除を徹底しましょう。発芽(開花)前に防除してください。倍数は、品目ごとに農薬の登録内容を確認して散布しましょう。◆注意点展着剤を入れ、ムラ無く樹を洗うように丁寧に散布してください。散布は風のない日を選び、飛散防止ノズル等を使用するなど、飛散しないように注意しましょう。特に園地周辺に住宅などがある場合は、散布日をお知らせするなどの配慮が必要です。被覆から加温開始までの期間が短いと、地温が十分に上がらず、根からの吸水が不十分となり発芽の不揃いや、新梢の初期生育不良が起こりやすくなるため、20日間は取りましょう。また、被覆から萌芽までの期間は多くの水分を必要とします。被覆直後にたっぷり(30~40㎜)灌水を行ってください。その後も定期的に20㎜程度の灌水を行い、ハウス内の湿度を保つようにしてください。また、結果母枝の乾燥防止のために1日1回は枝散水を行ってください。設栽培では、加温開始10日後をめどに揚水を確認して休眠打破(CX-10処理)を行なうと、発芽の揃いが良くなります。※デラウェアの加温栽培では、各作型の作業が重ならないよう、栽培計画を立て、計画的に作業を行いましょう。剪定は樹液流動の少ない1月から2月の間に行います。しかし、切り口から樹液が出るような気象状況の時は、樹液流動が少なくなってから剪定を開始しましょう。樹勢の強い樹では間引き剪定を、樹勢の弱い樹では切り返し剪定を主体に行いましょう。さらに、誘引等で整枝を行い、作業効率の良い樹づくりに努めましょう。◆密植園の間伐密植園では、収穫や防除などの作業性が悪く、果実品質においては、日照不足の影響により着色不良果や病害虫被害果が多くなりますので、間伐を行いましょ※12~1月中旬加温のデラウェアの施(向島営農センター)☎0848-44-2106 (因島営農センター)☎0845-25-6161 (世羅営農センター)☎0847-22-1173▲カイガラムシ                    6

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