広報誌・産地を守る人々

JA尾道市管内は「日本の縮図」と言われ、瀬戸内海の島しょ部・沿岸部から中国山地の世羅高原まで多様な立地条件や気象条件の下で形成されてます。
実際に、柑橘、米、わけぎ、もも、ぶどう、なしなど多様な農畜産物が生産されています。広報誌では、管内で農畜産物に携わるスペシャリストを紹介しています。

産地を守る人々

AGREADERS ~我々が農業を引っ張る~

他のスイカとは一味違う甘くて瑞々しい因島の「スイカ」

尾道市因島重井町 柏原 義弘さん(79歳)

専業農家として60年以上のキャリアを誇る大ベテラン、柏原義弘さんの畑で今年もスイカが収穫を迎えていました。
今年の出来を「玉は小ぶりだけど、その分甘い。」と話す柏原さん。
多くの人から「柏原さんのスイカは違う。」と言われるその理由とは?

  • AGREADER こだわりの「縞無双(しまむそう)」

    AGREADER
    こだわりの「縞無双(しまむそう)」

    因島で主に栽培されている品種は2、3種類。中でも「縞無双(しまむそう)」は、育てやすく糖度の高い真っ赤な果肉が特徴です。重井地区は昔からスイカの栽培で知られる土地柄。
    水はけのいいまさ土と温暖な気候が美味しいスイカを育てます。

    • 「土地を作ることが一番大事。」という柏原さん。堆肥を入れ予防もしっかりしていい土を作ることにこだわっています。

    • 丸々と太ったスイカは小ぶりとはいえ、1つ5キロから6キロはあります。

  • ちょっとしたことの積み重ねで
    甘くて美味しいスイカができる

    6月の終わりから7月の半ばにかけて収穫が続くスイカ。今年は少雨のせいもあり、「玉は5キロから6キロと小ぶり。でもその分甘みが凝縮されて糖度の高いスイカができた。」と柏原さんは満足そうです。
    柏原さんの作るスイカは、「ここのスイカを食べたら他のスイカは食べられない。」というお客さまもいるほど、美味しいと評判です。その秘訣を聞くと、「変わったことはしていないけれど、作物は敏感だから、ちょっとしたことで糖度が変わってくる。肥料や防除も状態をしっかり見てやらんと。農業は親の見習いから始めて、試行錯誤の連続。努力して勉強して、やるからには少しでもいいものを作りたいという気持ちでやってきた。」と笑います。
    そんな柏原さんが一番大切にしているのは、「土地を作ること」。「十分土地を肥やして予防もして、いい土地を作れば作物はちゃんと育ってくれる。」柏原さんのいう「ちょっとしたこと」の積み重ねが、「甘くて美味しいスイカ」という大きな違いとなって現れるのでしょう。

    体が動く限りはマイペースで
    スイカを作り続けたい

    普段は妻の洋子さん(74歳)と農作業に励む柏原さん。収穫時は朝の6時過ぎから昼まで収穫が続き、それからスイカを出荷場に運びます。トラックの荷台には300~350個のスイカを積んでいくというのですから大変な重労働です。それでも柏原さんの足取りはまだまだ軽やか。てきぱきとしたその姿は、年齢を感じさせません。
    今後の目標を伺うと、「今まで一生懸命してきたからね。これからも健康で体が動く限りは、マイペースで続けていきたい。」と話す柏原さん。柏原さんのスイカを待っている大勢のお客さまのためにも、頑張ってほしいですね。

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