広報誌・産地を守る人々

JA尾道市管内は「日本の縮図」と言われ、瀬戸内海の島しょ部・沿岸部から中国山地の世羅高原まで多様な立地条件や気象条件の下で形成されてます。
実際に、柑橘、米、わけぎ、もも、ぶどう、なしなど多様な農畜産物が生産されています。広報誌では、管内で農畜産物に携わるスペシャリストを紹介しています。

産地を守る人々

AGREADERS ~我々が農業を引っ張る~

美しさはもちろん育てやすさも人気 庭先を彩る因島中庄町の「花の苗」

尾道市因島中庄町 ジョージア農園 村上 力さん(41歳)

春らんまん。桜や菜の花はもちろん、庭先に咲く色とりどりの花が美しい季節となりました。因島中庄町のジョージア農園では、マリーゴールドやペチュニア、ベゴニアなど、出荷を待つ花の苗がいっぱい。代表の村上力さんは「今週からGW明けまで休みはありません。」と笑います。

  • AGREADER こだわりの「花の苗」

    AGREADER
    こだわりの「花の苗」

    マリーゴールドやペチュニア、ベゴニア、サルビアなど、最盛期には1日2万ポットを出荷。村上さんは「( お客さんが)買って帰った後の『丈夫さ』まで意識して育てています。」と話します。今年はさらにハウスを6棟増やす予定、まだまだ生産量アップを目指します。

    • 村上さんは前回の2014年に続き7年ぶり2回目の登場です。あまり変わりませんよね!?「この7年で変わったことと言えば、両親が引退したことと、子育てが少し落ち着いた妻が本格的に農業をしてくれるようになったことですかね。」

  • 年々、出荷量は増加 品質の良さにも定評あり

    うららかな春の日差しがまぶしい3月下旬、ジョージア農園では色とりどりの花が出荷を迎えていました。現在は約50棟のハウスで、花や野菜の苗を栽培する村上さん。その種類を聞くと、「春夏向けの花が20品目、秋冬は10品目くらいでしょうか。来週から出荷が始まる野菜の苗は10種類ほどですかね。」とさらり。花の苗だけでなんと30品目もあるなんて驚きです。
    大学を卒業後、農園を営むお父さんに、「うまく導かれて(笑)」自然に跡を継いだと話す村上さん。村上さんが農業を始めた当初100万ポットだった出荷量は年々増え、今では160万ポットを出荷しています。
    出荷量が増えただけではありません。「ハウスを増やし、1ハウス1品目の体制が取れるようになったことで、それぞれの品目に最適な管理ができるようになりました。それにより苗の品質も上がったと思います。」
    花は見た目がきれいなのはもちろん、植えてからの管理のしやすさも重要です。その点、それぞれの品目に合った環境、栽培方法を追求するジョージア農園の苗は、「丈夫で育てやすい。」と取引先からも高く評価されています。

    油断できない緊張感を感じながらの20年

    お父さんの跡を継いで約20年。これまでの日々を振り返り「緊張感ばっかりです(笑)」と話す村上さん。「大丈夫だろうと油断すると必ず失敗します。ラクになったことも、極めたこともありません。年月を重ねて技術は上手になったかもしれませんが、その分、気を付けないといけないポイントもより見えてくるようになりました。20年やっても1年に1回だから20回。まだまだですね。」
    村上さんは、JA青年部の初代部長を務め、若手経済人が集まる青年会議所の活動にも積極的に参加してきました。地域や農業の未来を見据え、「僕が楽しく農業をしていれば、それを見て新規の方が来るかもしれない。もしそうなれば、それをしっかりサポートしたいですね。」と優しくほほ笑みます。

広報誌

広報誌 JAおのみち広報誌 JAおのみち
【電子ブック推奨環境】
  • パソコン OS:Windows 7 以降、Mac OS X 10.9以降
    ブラウザ:Internet Explorer11以降、Edge 最新版、Firefox 最新版、Safari 最新版、Chrome 最新版
    通信環境:ブロードバンド以上
  • スマートフォン/タブレット
    1. iPhone/iPad
      OS:iOS9以上
      ブラウザ:Safari
    2. Android
      OS:Android OS 4.4.4以上
      ブラウザ:Chrome
      ※メンテナンス等により、一時的にサービスを中断する場合がありますので、予めご了承ください。

2021年(令和3年)広報誌バックナンバー