広報誌・産地を守る人々

JA尾道市管内は「日本の縮図」と言われ、瀬戸内海の島しょ部・沿岸部から中国山地の世羅高原まで多様な立地条件や気象条件の下で形成されてます。
実際に、柑橘、米、わけぎ、もも、ぶどう、なしなど多様な農畜産物が生産されています。広報誌では、管内で農畜産物に携わるスペシャリストを紹介しています。

産地を守る人々

AGREADERS ~我々が農業を引っ張る~

今年の出来も上々、豊かな大地が育む世羅町の「コシヒカリ」

世羅郡世羅町 (株)恵 宮迫 祐太さん(28歳)

見渡す限りの田んぼに、黄金色の稲穂が頭を垂れています。ここ世羅町の(株)恵ではコシヒカリが収穫の秋を迎えていました。広大な田んぼを眺めながら、「今年の出来はけっこういい」とほほ笑む宮迫祐太さんに、農業の面白さや魅力などを聞きました。

  • AGREADERこだわりの「コシヒカリ」

    AGREADER
    こだわりの「コシヒカリ」

    昔からおいしい果物や花を作り出す豊かな大地として知られる世羅町。その世羅の大地で育まれたコシヒカリは、昼夜の寒暖差が生み出す粘りとうま味が自慢です。冷めてもおいしいので、おにぎりやお弁当にもおすすめです。

    ここに注目!
    • 見渡す限りの田んぼは、見えていないところも含めて約45ヘクタールもの栽培面積があります。現在は土手で細かく仕切られている田んぼですが、今後数年をかけて一つにする整備計画が進んでいるそう。作業効率のさらなるアップが期待されます。

  • ドローンを使った防除作業
    作業効率も大幅にアップ

    宮迫さんは農業を始めて今年で9年目。現在、(株)恵で栽培している品目を尋ねると、「米はコシヒカリがメインで飼料用の稲なども作っています。野菜はキャベツ、広島菜、カボチャ、枝豆、白ネギ、もち麦などを栽培しています」と次々と作物の名前が出てきます。
    8月の終わりから収穫している今年の米の出来は、「けっこういい」と宮迫さんは満足そうな表情です。「米には水が必要な時期があります。その時期にちゃんと水がなかったら障害が出て等級も下がります。今年は障害も出ず、雨が多いと発生しやすい、いもち病も抑えられました」
    このいもち病を抑える防除に活躍しているのが、数年前からとり入れたドローンです。「軽トラックの荷台に乗るくらいの大きさ」というドローンを宮迫さんが操作し、農薬を散布します。「(今までやっていた)ホースを引っ張るなどの作業もなくなり、とてもラクです。5反(約50アール)くらいなら2、3分で終わります。時間も手間も短縮できて効率が上がりました」と宮迫さんは笑顔で話します。

    コンバインもドローンも楽しみながら農業に取り組む

    宮迫さんは9年のキャリアがあるといってもまだ20代の若さ。若い人にとって、今の農業の面白さとはいったい何でしょう?「機械が好きで、いつも乗っているコンバインも毎日洗車とメンテナンスをして、土足厳禁(笑)。大事に乗っています。ドローンも農薬散布だけでなく、自分がコンバインに乗っている姿や畑を撮影したりして楽しんでいます」。さらに「農作業はみんなで協力してやるので、苦労した分、収穫の喜びも大きいですね」と言葉を添えます。
    大規模農業ならではの大変さもあるかと思いますが、新しいやり方で地域の農業を支え、楽しむその姿がとても印象的でした。

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