広報誌・産地を守る人々

JA尾道市管内は「日本の縮図」と言われ、瀬戸内海の島しょ部・沿岸部から中国山地の世羅高原まで多様な立地条件や気象条件の下で形成されてます。
実際に、柑橘、米、わけぎ、もも、ぶどう、なしなど多様な農畜産物が生産されています。広報誌では、管内で農畜産物に携わるスペシャリストを紹介しています。

産地を守る人々

AGREADERS ~我々が農業を引っ張る~

どれを食べても甘くておいしい 尾道の「ピオーネ」

尾道市木ノ庄町 内海 光雅 さん(47歳)

ぶどうの季節到来。今回ご紹介する内海さんは、6年前にもデラウェアで登場していただいた若手生産者。今回は7月半ばからの収穫を控えるピオーネでの登場です。キャリアを重ねながら「毎年勉強」と話す内海さんに、ぶどう栽培にかける思いなどを伺いました。

  • AGREADER こだわりの「ピオーネ」

    AGREADER
    こだわりの「ピオーネ」

    大粒のピオーネは、尾道の気候が育むおいしさ。内海さんのハウスは標高300mの場所にあり、昼夜の温度差がその色づきにも大きく影響しています。糖度は17度以上あるのでどれを食べても甘い!

    • 2014年7月号掲載

      6年前の写真と比べてもあまり変わらない内海さん。当時と同じように、普段はご両親と奥様の4人で作業しています。「変わったことは、シャインマスカットの割合が増えたことくらいかな。」

  • ぶどう栽培のポイントは
    枝の管理と房づくり

    瀬戸内の海を見渡せる場所に位置する内海さんのハウスでは、6月のデラウェアから始まり、7月の半ばからはピオーネ、9月からはシャインマスカットと収穫が続きます。ピオーネの袋を取って見せてもらうと、そこにはもう食べられそうなくらい立派なピオーネが。内海さんは「今はまだ酸っぱいけれど、これから甘くなってきて、色もどんどん黒くなってきますよ。」と笑います。
    大粒で1房約500グラムはあるというピオーネは食べ応えも十分。JA尾道市では糖度17度以上のものだけが出荷されるので、どれを食べても甘くておいしいと好評です。
    高校を卒業後、農業技術大学校で2年間学び就農した内海さんは、祖父の代から続くぶどう農家の3代目。お父さんの背中を見ながら、また研修会などで他の生産者と情報交換をしつつぶどう栽培の技術を磨いてきました。
    「ぶどう栽培は枝の管理と房づくりが大事。枝が伸び過ぎると房に栄養が行かないし、葉っぱが重なると日が当たらず味が良くならない。だから枝を止めて、葉っぱも間引いてやる管理が大切になってきます。また房も粒が詰まって、なおかつその粒が大きくなるよう、粒を間引いたりして、調整していきますね。」

    満足することなく
    「毎年勉強」

    まだ40代ながら、農業のキャリアは30年近くになる内海さん。「毎年同じことをしても結果が違うのが、農業の難しさであり面白いところ。何かしら課題が見つかるので、全部に満足した年はありません。毎年勉強です。」
    近年では、全国的にシャインマスカットの生産量が増えていて、内海さんのところでもその割合は年々増えているそう。「これからは今ある面積を維持しながら、ぶどうを作り続けるのが目標。いろいろ試行錯誤して、自分が思った通りのぶどうができるようになれば。」と話します。

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