広報誌・産地を守る人々

JA尾道市管内は「日本の縮図」と言われ、瀬戸内海の島しょ部・沿岸部から中国山地の世羅高原まで多様な立地条件や気象条件の下で形成されてます。
実際に、柑橘、米、わけぎ、もも、ぶどう、なしなど多様な農畜産物が生産されています。広報誌では、管内で農畜産物に携わるスペシャリストを紹介しています。

産地を守る人々

AGREADERS ~我々が農業を引っ張る~

寒くなるこれからの時期に食べたい、世羅町の「白ネギ」

世羅郡世羅町 福田 雄志 さん(32歳)

甘みと柔らかさを増し、これからどんどんおいしくなっていく白ネギ。冬の鍋料理の定番として欠かせない野菜です。今回ご紹介する福田雄志さんは、6年前にもアスパラガスで登場した期待の若手生産者。「分かったつもりで分からない」という農業についてお聞きしました。

  • AGREADER こだわりの「白ネギ」

    AGREADER
    こだわりの「白ネギ」

    年々、世羅町でも生産者が増えているという「白ネギ」。土を寄せて、日光が当たらないようにし、白い部分が30㎝ほどになったら収穫します。昔からネギは食べると体が温まるので、風邪の引き始めに食べるとよいといわれています。これからの季節にぜひ!

    • 2014年5月号掲載

      6年前にもご登場いただいた福田さん。あまり変わりませんよね? 「変わったことといえば、子どもが3人に増えて(※6年前は長女さんが生まれたばかりでした)、年々忙しくなっていることくらいかな。」と笑います。

  • 6年前より栽培面積も作物も増えて年々忙しくなるばかり!?

    6年前にはアスパラガスの取材でお話を聞いた福田さん。当時はまだ26歳の若者でしたが、それから6年のキャリアを重ねた今もまだ32歳。世羅の農業を担う若手生産者として、忙しく働いています。
    前回からの6年を振り返り、「年々忙しくなっている気がします(笑)。この3年ほどは研修生もいたので、栽培面積も作物も増えました。今は全部で3.9ヘクタールの畑で、アスパラや白ネギに加え、白菜やサニーレタスなどの露地野菜も栽培しています。」と話す福田さん。
    10月の終わりから収穫が始まる白ネギは、近年、世羅町でも生産者が増えている注目野菜です。一見頑丈に見えますが、意外にも雑草に弱く、草に負けるとネギは枯れてしまうそうです。「7月に草を刈って土寄せをする予定が、雨が多かったせいで8月にずれ込んでしまいました。残念ながら今年はその影響も出ましたね。」

    「分かったつもりで分からない」
    農業の奥深さに触れて

    大学を卒業後、世羅に戻り就農した福田さん。現在は、お父さんと研修生の3人で農業を営んでいます。
    「農業はやっただけ分かるようになるけれど、その分また分からないことも出てくる。天候や出る病気、虫も毎年違って、同じようにはなりません。分かったつもりで分からない、結局分からないというのが正直なところ。」と笑う福田さん。
    農業の難しさや奥の深さを実感する日々ですが、「自分がやろうと思ったことができる、自由なところがこの仕事の一番の魅力。ある程度、機械や設備にも投資したので、頑張って続けていきたいと思っています。特にネギは今40アールある栽培面積を、まだまだ増やしたいですね。」ときっぱり。
    「今年の夏は、アスパラの収穫や他の畑の準備などで特に忙しかったので、来年は適度にゆとりのある生活がしたい。」と、最後に笑いながら話してくれました。

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