広報誌・産地を守る人々

JA尾道市管内は「日本の縮図」と言われ、瀬戸内海の島しょ部・沿岸部から中国山地の世羅高原まで多様な立地条件や気象条件の下で形成されてます。
実際に、柑橘、米、わけぎ、もも、ぶどう、なしなど多様な農畜産物が生産されています。広報誌では、管内で農畜産物に携わるスペシャリストを紹介しています。

産地を守る人々

AGREADERS ~我々が農業を引っ張る~

水耕栽培のネギは色よし、香りよし利用者とともに美味しいネギを作る

生活支援員 藤原 美希 さん

御調町にある山あいのハウスで、水耕栽培のネギが作られているのをご存知でしょうか?社会福祉法人の生活支援員として利用者支援や農作業にあたる藤原美希さんに、その取り組みや農業の面白さについて伺いました。

  • AGREADER こだわりの「水耕栽培」

    AGREADER
    こだわりの「水耕栽培」

    土の中にいる病原菌に触れることがないので病気になりにくく、土づくりや雑草除去などの手間が省けるのが特徴。やまとのネギは香りもよく、色も青々としていてお客さまからも好評です。70センチメートルくらいに育てば収穫します。

    • 種をまいて5日くらいで芽が出るネギ。最初は細く弱々しい姿ですが、ここから大きく生長します。

    • だんだんと生長していく姿が面白い。」と藤原さんが言うのにも納得のネギ。

  • 「支援」と「売上」を
    両輪とした農業への取り組み

    「社会福祉法人 尾道のぞみ会」では、事業の一環として農業に取り組んでいます。御調町にある山あいのハウスで、水耕栽培のネギを作っているのが、「指定障害福祉サービス事業所 やまと」に通う利用者の皆さんと生活支援員の藤原美希さんです。
    藤原さんは高校を卒業してから尾道のぞみ会に就職。以来15年、コメや野菜作りをしています。実家が農家なわけでもなく、いわば全くの素人でしたが、地域や経験豊富な先輩職員の方々に教えてもらいながら農業を身につけていきました。
    現在、やまとでは6棟のハウスでネギを栽培。藤原さんたち職員2人と利用者2~3人で種まきや予防、出荷などの作業をしています。「自然が相手なので、その年によって生長の仕方も違ってきます。また利用者のペースもありますので、その両方を考えながらサイクルをつかむのが難しいところですね。利用者に作業に来たいと思ってもらえるような支援と、利用者の工賃に反映できるようしっかり売上を確保すること。その両輪を意識してやっています。」と藤原さん。
    ネギの出荷先はスーパーや商店、飲食店、給食センターなど。「お客さまからは香りと色味がいいと好評です。」と笑顔の藤原さんです。

    福祉の仕事も農業も
    どちらもできる働き方

    通年収穫をするネギは、品種を変えながら毎週種をまきます。春から秋にかけては収穫まで約1~2か月、冬場は生長が遅いので約4か月かかるそうです。夏の暑さは厳しく、ハウスの温度は40度以上にもなるため、藤原さんは朝7時半からの早出勤務で何とか凌いだと笑います。
    これまでの日々を振り返り、「おコメを作っているときには、田植え機やトラクター、コンバインなど機械の操作が意外と面白く、ネギも種まきの作業に没頭しています(笑)。農業は自分に向いていると思いますね。」と藤原さん。福祉の仕事と農業と。生き生きと働くその姿はとても魅力的でした。

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