広報誌・産地を守る人々

JA尾道市管内は「日本の縮図」と言われ、瀬戸内海の島しょ部・沿岸部から中国山地の世羅高原まで多様な立地条件や気象条件の下で形成されてます。
実際に、柑橘、米、わけぎ、もも、ぶどう、なしなど多様な農畜産物が生産されています。広報誌では、管内で農畜産物に携わるスペシャリストを紹介しています。

産地を守る人々

AGREADERS ~我々が農業を引っ張る~

今年の玉太りは十分瑞々しくて爽やかな尾道の「桃」

尾道市向島町 木曽 茂さん(65歳)

甘い果肉と瑞々しい味わいで夏を代表する果物「桃」。
桃の産地として知られる尾道では、生産者たちが美味しい桃を作ろうと奮闘しています。今回ご紹介する木曽茂さんも、そんな生産者の一人。
毎年、試行錯誤しながらも「桃づくりは面白い。」と笑います。

  • AGREADER こだわりの「縞無双(しまむそう)」

    AGREADER
    こだわりの「なつっこ」

    控えめな酸味とさっぱりとした甘さが特徴の「なつっこ」。しっかりと詰まった果肉は、硬めの食感が好きな方に特にオススメです。きれいに赤くなるので見た目も華やか。日持ちがするのもうれしいですね。

    • 勾配がある畑を桃の入ったコンテナを持って下ります。「桃が傷まないよう、大事に大事に運びます。」と木曽さん。

    • 「なつっこ」はきれいな赤で美しい見た目がポイント。しっかりと詰まった果肉は、口当たりも滑らかです。

  • 剪定を教えてもらってから
    桃を作るのが面白くなる

    勾配のある畑を、木曽さんは足取りも軽く上がっていきます。「午前中に収穫したら、コンテナを持って下まで何度も往復します。桃が傷んだりしないよう、大事に大事にね(笑)この前は11往復したよ。」と笑う木曽さん。収穫は早生品種が6月下旬から始まり、晩生が8月の半ばくらいまで。今年は梅雨入りが遅かったため、早生品種の桃も玉太り十分、「糖度もしっかりあった。」と満足そうです。
    定年まで市役所で働きながら、兼業農家として約30年、桃を作ってきた木曽さん。週末だけの作業は、防除のタイミングが合わないなどの苦労があったといいます。定年してからは「雨の日以外は毎日畑に来ている。」そうで、現在は桃部会の副部会長も務めています。
    木曽さんにとって、ターニングポイントになったのが、今年まで40年に渡り部会長を務めた大前章さんとの出会い。「JAの合併を機に、大前さんに剪定を教えてもらってから、桃を作るのが面白くなりました。大前さんは来年のことを考えながら剪定することを教えてくれたんです。なかなかうまくはできないけれど(笑)、桃で教えてもらったことは、プラムや柿など他の作物にも役に立っています。部会でも上の世代の方々が、まだまだ元気で頑張っているので、自分も頑張りたいですね。」

    「来年こそはいい桃を作りたい」
    毎年、決意新たに桃に挑む

    剪定もそうですが、どの玉を残すかを判断するのも難しいと話す木曽さん。迷った末に全部残してしまい、その分、袋をかける手間も増えるわけですが、木曽さんは「袋をかけるのも面白い。」とどこか前向きです。
    難しいことを大変と思わず、面白いと考えるその気持ちこそが木曽さんの持ち味。自らのことを「毎年『来年こそは』と言っている『来年百姓』」と笑いつつ、今年もまた「来年こそは」と決意を新たにする木曽さんです。

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