広報誌・産地を守る人々

JA尾道市管内は「日本の縮図」と言われ、瀬戸内海の島しょ部・沿岸部から中国山地の世羅高原まで多様な立地条件や気象条件の下で形成されてます。
実際に、柑橘、米、わけぎ、もも、ぶどう、なしなど多様な農畜産物が生産されています。広報誌では、管内で農畜産物に携わるスペシャリストを紹介しています。

産地を守る人々

AGREADERS ~我々が農業を引っ張る~

甘くて瑞々しい春の味覚 世羅町の「アスパラガス」

世羅郡世羅町 [農事組合法人 い~ね伊尾] 代表理事 久保 光明 さん / 法人女性部長 森重 ミドリ さん

世羅町は三次市に次ぎ、県内では2位の出荷量を誇るアスパラガスの産地です。4月から6月にかけて春芽の収穫を迎えるアスパラガスは、まさに今が旬。「農事組合法人 い~ね伊尾」でも、太くて立派なアスパラガスが育っていました。

  • AGREADER こだわりの「アスパラガス」

    AGREADER
    こだわりの「アスパラガス」

    昭和47年に県内で初めてアスパラガス栽培に取り組んだのが世羅町です。現在は県内2位の出荷量を誇ります。世羅台地の寒暖差を生かした甘さと柔らかさ、そしてその太さも大きな魅力です。

    • アスパラガスは長さ28㎝で収穫。穂先が固く締まっているものが美味しい。

    • せっかく大きく育ったアスパラガスの根元を、モグラがかじってしまうこともあるそう。

  • 寒暖差が生み出す味わい
    太くて甘いアスパラガス

    「世羅台地」と呼ばれる、穏やかな気候と風土に恵まれた世羅の台地では、米をはじめ野菜や果物など多彩な農作物が育まれています。中でも春の味覚として有名なのが、アスパラガスです。
    平成17年に設立された「農事組合法人 い~ね伊尾」では、米やアスパラガス、大豆、牛用の飼料稲などを栽培。アスパラガスは今年で収穫10年目を迎えます。
    アスパラガスの収穫を担うのは主に法人女性部です。女性部長の森重ミドリさん(81歳)は、「春先の寒さで霜にやられたこともありましたが、だいぶしっかりしたいいものが出るようになってきました。昨日は午後だけで14㎏収穫しましたよ。」と笑顔を見せます。
    こちらのアスパラガスは、その太さにも注目。大きいものは、直径2㎝以上あるのではないでしょうか?これだけのボリュームがあれば、食べ応えも十分。さらにはその甘さ、柔らかさ、瑞々しさも大きな特徴です。
    「標高の高い世羅ならではの寒暖差がいいんでしょうね。あとはやはり土づくり。しっかり堆肥をやって土を作っています。露地栽培では茎が枯れてしまう茎枯病(くきがれびょう)にもかかりやすいので、病気の予防にも気を使いますね。乾燥しすぎないよう夏場の灌水も大事ですね。」と久保さんは栽培のポイントを教えてくれました。

    元気に働けること、収穫の
    喜びが何よりのやりがい

    年齢を感じさせない、いきいきとした表情が印象的な森重さんは、仕事に趣味に農業に、「何より元気で働けるのが楽しい。」と元気いっぱい。久保さんも、「冬の寒い時から収穫を目指して準備をしていく。そして春になったらいいアスパラガスが揃って出てきてくれる。その収穫の喜びが一番のやりがいですね。」と笑います。
    何かと心が晴れない昨今。生産者が心を込めて作ったアスパラガスを食べて、爽やかな春を感じてみませんか?

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